製品情報

ダイアフラムポンプの特徴

「物質状態」にとらわれず様々な状態での移送が可能。
大きなスポイト(注射器)の様な仕組みで対象物を移送する当社のダイアフラムポンプは粉体から、固体・気体を含む液体に至るまで様々な形態の物質を移送することが可能。
最大吐出揚程70mの圧力を発生できるダイアフラムポンプは粘性液8000mpa・Sのグリースの様な固い液体の移送も可能です。

「危険物」「分解物」を安全に移送

大きなスポイト(注射器)で対象物を空気で移送することから、燃焼性の高い物質や撹拌により性質が大きく変化するような液体に対して、性質の変化を最小限にして移送することが当社のダイアフラムポンプでは可能です。

腐食性の高い物質を安全に移送します

回転軸が存在しない構造をもつ当社のダイアフラムポンプはシール性が高く危険液の移送も安全に行うことが出来ます。ポンプの材質は、フッ素樹脂、ステンレス、ポリプロピレン、アルミニウムをラインナップし腐食性の高い液剤を含み幅広い種類の移送を可能とします。

ダイアフラムポンプの性格

大きなスポイト(注射器)の構造を持つことから掃除機のように移送流体を吸いこむことができ、他のポンプの様に「呼び水」をする必要がなく、危険な液体も安全に移送することが可能です。移送するタンクが空になった状態で運転を継続しても、熱の発生や軸シールの破損はなく故障することはありません。
ダイアフラムポンプ本体を移送流体の中に沈めて使用するが出来ます。(ポンプの耐食に注意)

圧縮空気で駆動する電気を一切使用しない防爆設計

駆動エアー、移送材料配管を接続するだけで簡単、安全に移送可能、移送元タンクが空になった状態や空気を含んでしまった場合でも運転が可能です。

ダイアフラムポンプと他のポンプとの比較

最大のメリット 劣点とその対策
圧縮空気 ・引火性の液体を移送可能
・高い吐出圧力が得られる
・排気の処理が不要(大気に開放)
・作動音が電動機に比較して大きい(サイレンサー、防音BOXの装着)
往復運動容積ポンプ ・様々な物質移送が可能
・ポンプ本体だけで吸込みが可能
・空運転でも故障しない
・軸シールが無い(漏れが少ない)
・脈動が発生する(ダンパーの装着)
・ダイアフラムが破損すると液剤が漏れる(破損検出器の設置、メンテナンス)

電気切り換え式ダイアフラムポンプ

最近のコンピュータ制御化が進むフィードバック制御に合わせ、当社は電気信号による確実なポンプ制御を古くから採用し、移送不良のないダイアフラムポンプです(防爆仕様もあります)